歌声はドレミなどの音程で表される機会が多いが、普段の「話し声」もまた音程で表すことができるのだろうか?絶対音感を持つ筆者が解説する。
結論を述べる。人間の普段の話し声も、歌声と同様にドレミなどの音程で表すことができる。なぜなら声帯を震わせて出す「声」は周波数を生じさせており、それは、ドレミなどの基準音に当てはめて表すことができるからだ。
絶対音感のある人間には、話し声はドレミで聞こえるのか?
では絶対音感を保持する人には、人間の話し声は、ドレミで聞こえるのだろうか?
その答えは、その通り、「聞こえる」だ。
もちろん、歌声よりも聞き取ることは難しい。その理由は、声の周波数が平均律通りではないからだ。つまり、話している最中にわざわざ「ドレミ」にぴったりの音程は取らないのである。
しかしそれらの音も、例えば”ファ寄りのミ”といった具合に何らかの階名に当てはめることができる。
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